特典航空券をゲットできても、燃油サーチャージ、諸費用が高くて結局予算が必要だと思った。

お金

今年の夏の里帰りは、親子3人分で格安航空券サーチサイトで見つけたチケットで往復してきました。そう、マイルは使いませんでした。今回、ANAマイルが、特典航空券1枚分以上のマイルが貯まっていて、あと少しで2枚交換できる!と思い、ひたすらポイント→ANAマイルの移行を待ち続け、やっと貯まったと思ったら、夏の特典航空券は、もう、ほぼなくなってしまっている時期でした・・・とほほ。

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特典航空券は、マイルだけでは支払えない

夏休みの特典航空券の競争率は高い!

私の実家は、神奈川県なので、日本到着の空港は、羽田空港を選んでいます。成田空港は遠いですし、成田エクスプレス親子の代金を考えると、いくら子供料金だと言っても結構な出費となります。しかも、成田エクスプレスは実家の最寄り駅までくるわけでもないので、さらに電車での乗り換えを考えると、時間もお金も体力も大いに使ってしまいます。バスや鉄道も選択肢はありますが、どれも便利ではない私の実家。というわけで、私はいつも、羽田空港のみで、航空券は探しています。

ANAマイルでとれる特典航空券ですが、とにかく夏休みは(夏休みに限らず、冬や春も同じかも)、競争率が激しい。ANAの場合出発の355日前から特典航空券の予約が開始しますが、夏のロンドン→東京の場合、1か月前にはANA便はなくなってしまうんじゃないかなって思います。よく、人気のハワイ便なんかは、すぐになくなってしまうって聞きますよね。

となると、ANA以外の飛行機を使う特典航空券を狙うことになります。ANAマイルは、ロンドン→東京で55000マイル(レギュラーシーズン)が必要ですが、提携航空会社利用の特典航空券になると60000マイルが必要となります。羽田着となると、ルフトハンザかアシアナ航空、中国国際航空公司運航(エアチャイナ)あたりが、検索結果に表示されます。

アシアナは、乗り換え空港で別空港への移動があったり、エアチャイナは関空経由の羽田だったりもあるので、ルフトハンザを選ぶことが多かったのですが、今年は、特典航空券の予約のタイミングを逃してしまい、ルフトハンザも検索結果に出てこなくなってしまいました、そう、ルフトの特典航空券もすべて売り切れちゃったというわけです。

成田着だと選択肢が増える

どうにも、欲しいチケットが見つからず、マイルも加算されずで、悶々とした日々を送っていたのですが、やっと4月ごろにマイルが加算されました。しかし、希望の日程では、残された特典航空券はどれも不便なものでした。

1人で悶々としていても仕方ないので、ANAのカスタマーサポートに連絡をして、ANAのスタッフにアドバイスをもらうことにしました。希望の日程、持っているマイル数で、日本に行ける特典航空券は、どれがおすすめかと。アドバイスにもらったのが、成田着のオーストリア航空でした。ウィーン乗換です。今まで、一度も乗ったことのないオーストリア航空、そして一度も訪れたことのないウィーン。なんか、立ち寄るのは空港だけだけど、とても高貴な雰囲気が漂うのは、気のせいでしょうか(笑)。素敵な空港、素敵な飛行機、な感じがして、いやー、成田着もありかもぉ~とか思いましてね。じゃあ、それで!と思って手続きを進めようとしました。

しかし、私の持っているマイルでは2枚分のチケットしかゲットできません。となると、同便の普通航空券1枚も一緒に購入手続き進めなくてはなりません。その1枚の航空券が1000ポンド超えのものしか残っていませんでした(エコノミーです)。うーん、1000ポンド以上。でも、まあ、仕方ないか。1枚だけだし。成田だけど。。。

サーチャージもだけど、空港利用税も高い!

オーストリア航空で、成田着、2枚を特典航空券で、1枚を通常の航空券で、電話口のANAのお姉さんに手続きを進めてもらいました。で、いざ、支払い手続きの段階になった時、「特典航空券は、別途で諸費用がかかります」というような案内を受けたあと、1枚の航空券プラス、諸費用で2000ポンド近い支払い額が請求されたのです。え、えーっっっ!!!

燃油サーチャージ費というのは、一般的な燃料金額の増減に合わせて、各航空会社にて2ヶ月毎に改正されるもので、去年かおととしは、石油の値段がぐんと下がったとかで一時期、燃油サーチャージがゼロに設定されたこともありました。今は、ちゃんとあります。これがね、結構高い。そして、空港利用税というのも、諸費用に含まれるのですが、この空港税は、イギリスは特に高いらしいんですよね。

このチケット購入をしたときは今年の4月あたりだったので、今の金額とは違うと思いますが、今、ANAのサイトで、特典航空券を購入した時の、その他諸費用というのは、以下のように提示されます。

税金・料金等詳細 旅客サービス施設使用料 GBP 17.50
航空旅客税 GBP 78.00
旅客サービス料 GBP 44.91
航空保険料及び燃油特別付加運賃 GBP 165.60

合計で、約306ポンドかかります。そうなんですよ、マイルで特典航空券をゲットしても、その他、現金での支払いが絶対に必要となってきてしまうのです。

私の場合、すべての航空券を特典航空券にできなかったので、普通に特典航空券と同じ便の航空券を買わなくてはならない、となり、この時点で、

成田着で、2000ポンド・・・

ANAのお姉さんに、「すみません、もう少し考えさせてください」と言って、ここまでお世話になったくせに、電話口で支払い完了せずに保留にしてしまいました。だって、2000ポンド払うなら、プラスいくらかで、羽田着のチケットを探せるはずだって、そう思ったからです。

まとめ

私の場合、子連れなので、どうしても選ぶ便が限られてしまいます。乗り換えの時間はなるべく短め、でも短すぎると移動にあわてるのは厳しい、とか、できるだけ機内で眠ってくれる時間帯が嬉しい、とか。だから、チケットもちょっとわがままな選択しかできませんし、さらにお安く仕上げたいだなんて。

特典航空券は、魅力です。だから、マイルを貯めたいって必死こいています。でも、その他の費用が結構バカにならないんですよね。予算は、余裕を持って用意して、さらに、特典航空券も夏休みのチケットならば、余裕をもって、1年前にはゲットできるくらいのマイルを持っておきたいですね。

今回、結局、航空券比較サイトのKAYAKか、スカイスキャナーで、親子3人分のルフトハンザを購入できました(どちらで買ったか忘れちゃったのですが、この2サイトは常にチェックしていました)。日本についてから、やっぱり羽田着にしてよかったーと思いましたし、搭乗マイルも加算されたので、結果オーライ、と思いました。

マイル残高が、常に余裕あるほど、一度貯めとかないとな、とも改めて痛感しましたし、引き続き、マイル集めを頑張りたいです。

 

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